先日、興譲館高校は昨年岡山県の秋季大会ベスト4に進出した倉敷工業高校と広島県の山陽高校と練習試合を行いました。
興譲館高校のエースを担う台湾留学生の廖くんは、倉敷工業高校を相手に5回から登板し、僅か63球で7奪三振、無失点の好投でチームの勝利に貢献しました。この試合での球速は144キロを計測しました。黃くんは、1番センターで出場し4打数3安打の活躍でした。そして、陳くんは山陽高校の試合で4番ライトとして出場し、3打数1安打1打点の活躍でした。
強豪校を相手に好投を見せた廖くんはこれからの目標について、「これから大学の監督やプロのスカウトに、今まで練習してきた成果を見せたい」とさらに高いレベルの環境に挑む気持ちを見せました。また、黃くんは、チーム事情のため外野だけではなく、中学時代に経験があった捕手のポジションを任されるようになりました。黃くんは、「持ち味の打撃力を活かして、チームに貢献できるようにどんなポジションにも挑戦してみます。」と積極的な姿勢を見せました。そして、山陽高校との対戦でタイムリーヒットを打った陳くんは、「新一年生に負けないように、しっかりアピールしていきたい」とのことでした。
春季大会までの時間は残り少ないので、しっかり調整して春季大会での活躍を楽しみしています。
岡山興譲館高校台灣囝仔近況報告 2021.06.18
先日、埼玉県で女子高校野球の春季大会が行われました。台湾初の女子野球留学生黃晴さんが所属している高知中央高校の初戦は、開催地の強豪校である埼玉栄高校と対戦しました。
試合の様子をご紹介いたします。初回、高知中央高校は、1回裏に連打で先制しますが、3回表に同点とされます。その後高知中央は何度か得点のチャンスを迎えるも、好機を活かせず同点のまま延長に入りました。迎えた延長8回表、相手打線に3点を取られここでリードを許します。8回裏の攻撃ではランナー1・2塁と一打同点のチャンスを作りますが、あと1本が出ず埼玉栄高校に敗れました。
試合後、高知中央の西内監督は、「勝ち負けには必ず理由があるので、その理由を考えないままだと、また悔しい涙を流す。前より成長していたからこの試合は延長まで戦えたと思いますが、高校では勝って終わるチームは1チームしかないので、最後まで笑えるチームになるためには、常に相手に勝ちたい気持ちを持ってやってください。」と選手を鼓舞していました。黃さんは、この試合に出場していませんでしたが、試合を通じて多くの学びがあったとのことでした。これから黃さんのご活躍を期待しております。
高知中央高校が女子高校野球春季大会に出場 2021.06.11
先日周くんが在籍している利根商業高校は、前橋育英高校と高崎商科大学附属高校の練習試合を行いました。前橋育英高校との試合でヒットは出ませんでしたが、翌日の高崎商科大学附属高校との試合では、4番センターとして出場し、ホームランを含む5打数3安打の活躍を見せました。攻撃だけでなく、持ち前の強肩も発揮し2度もランナーを刺しました。
周くんは「ホームランを打ったことは、とても嬉しいですが、強豪校との対戦を通して、まだまだ改善すべき課題を発見しました。特に、強豪校と対戦するときは、緊張で体が力んでしまうので、もっと平常心で試合に挑めるように普段から意識していきます。また、強豪校はほとんどミスが見られず、その徹底力とメンタルの強さも勉強になりました」とのことでした。
高校卒業後の進路について、周くんは、野球を続けるかはまだ考えていますが、将来台湾と日本の架け橋になれるような人材を目指しているので、日本の大学に進学することを目標にしています。現在は大学の入試に向けて小論文の練習と日本語能力検定N1の獲得に向けて取り組んでいるようです。この気持ちを忘れずに引き続き頑張ってほしいです。これからの活躍を楽しみしております。
利根商業高校周楷倫 第一号ホームラン 2021.06.04
ACE Program台日野球支援の創業者晁菘徽(チャオ スンウェイ)が台湾のスポーツメディアー『TSNA』に独占インタビューされました。今回独占インタビューをしてくださった『TSNA』は、台湾においてスポーツを特化したスポーツメディアです。今まで多くの世界で活躍している台湾のアスリートに独占インタビューを行っており、今はYouTubeやPodcastのチャネルで配信しています。若い世代から絶大な人気を擁しているスポーツメディアです。
今回の独占インタビューでは、台日野球留学支援を設立した背景と理念について語りました。その中で特にスポーツ選手が競技成績を追求していると同時に、スポーツ以外の知識や国際観、第二外国語を培うことの重要さとスポーツ選手のキャリア開発について話していました。Podcastの内容では中国語になりますが、台湾の野球について興味のある方、そして中国語を勉強したい方は是非聞いてみてください。
こちらは視聴可能なリンクです。
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Spotify
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Apple Podcast
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ACE Programが独占インタビューされました 2021.05.28
先日、高知中央高校は高知県春季大会の決勝戦で150kmを超える豪速右腕を有する高知高校と対戦しました。高知中央高校は、高知高校の投手陣に封じられ、0対6で敗れました。
陳くんは、決勝戦でも4番ライトで出場し、ヒットは出なかったものの、9回に登板し2奪三振を含め、三者凡退の好投を見せました。林くんは、5番レフトで出場し、ヒット1本を放ちました。このヒットはチーム全体が打った3本のうちの1本でした。
優勝に届かず、チームに貢献できなかったことに台湾の選手たちはとても悔しいとのことでした。しかし、試合の勝敗より、なぜ負けたのか、その理由を深く反省することでこれからの成長に繋がると思います。次は5月の高知県体育大会と最後の夏季大会までしっかり調整してチームの勝利に貢献できるように頑張って行きましょう。
優勝に届かず 2021.05.21