高知県中央高校の台湾生徒は、東京での14日間の自主管理を終え、高知に戻りました。自主管理期間の最終日の夜には、ピザとタピオカで激励会を行いました。
高知県の秋季大会は9月15日から始まります。高知中央高校は8月に、秋季大会のシート権を争う新人戦で優勝し、シード権を獲得しています。秋季大会では、高知県の上位3校が四国大会に進出します。そして、四国大会で決勝戦に進出できれば、来年4月に行われる春の甲子園大会に出場することができます。
今回、東京から高知に戻った後もしばらく学校で自主管理することになっています。もう少し辛抱して、しっかり体調とモチベーションを整えておきましょう。秋季大会でのご活躍を楽しみしております。
無事に帰校しました 2020.09.04
石川県の遊学館は毎年夏になると関東に遠征します。今回は6時間をかけて群馬県に出向き青藍泰斗高校、桐生第一高校、長野県の上田西と練習試合を行いました。我々も現地に行き、山本監督から選手のご様子伺いました。その様子をお伝えいたします。
陳くんは、三年生が引退した後の新チームの主力打者として期待されています。新チームの初試合では六番ファーストとして出場しました。初安打は出ましたが、その後の打席でデッドボールを受け、右の指は骨折してしまいました。そのため今回の関東遠征は同行せずに石川でリハビリをしています。江くんは、今回の関東遠征は試合後半の守備要員として出場していました。エラーは一つありましたが、同じエラーがないように試合後はしっかり反省していたようです。高くんは、桐生第一高校に2イニングを投げ、相手打線に2安打を許しましたが、3つの三振と、良い投球内容でした。
高くんと江くんの実戦を拝見して、1年間厳しい練習通して、野球の技術、日本語力、精神面が著しく成長したと実感しました。性格も一年前と比較して落ち着きがあり、大人しくなりました。山本監督は、3名の選手の努力を肯定しながら、江くんや高くんの課題を明確的に示していただきました。陳くんは、怪我の休養時間を有効に使うようにアドバイスをいただきました。これからの秋大会のご活躍を楽しみしております。
遊学館高校関東遠征 2020.08.28
高知中央高校の台湾生徒は、8月14日に日本に入国しました。東京で14日間の自主管理をしてから高知に戻ります。今回は、自主管理中の選手たちのご様子をお伝えいたします。
期間中は、外出ができず、トレーニングができません。そこで、代わりに徹底的な日本語指導を行っています。具体的には毎日一本の映画を鑑賞し、出てきた単語をメモし、その発音と意味、または単語を使った例文を書くことを実施しています。台湾にいる半年間で鈍ってしまった日本語の感覚を取り戻し、そして、12月に行われる日本語能力試験の準備をすることが目的です。
初日の映画は「侍の名のもとに 野球日本代表 侍ジャパンの800日」を鑑賞しました。台湾生徒が観た感想について、「侍ジャパンが世界一になれるのは偶然ではなく、監督や選手の選択及び采配など綿密な下準備があったからです。」他には「台湾のプロ野球選手と比較して、日本のプロ野球選手は公の場に行くときに必ずズーツを着用しているので、プロ野球選手としての意識と責任感は台湾の選手が欠けているもので、非常に勉強になりました」と、映画の内容を理解すると同時に
野球場ではプレーヤ、学校では学生の身分です。将来、プロ野球選手になれなくても留学で培った日本語能力を生かし、文武両道な人材になってほしいです。これから学校に戻ります。9月からの秋大会の活躍を楽しみしています。
ペンを持ちましょう 2020.08.21
三月底因為疫情影響先回台灣待機的台灣囝仔們終於可以回到日本了。我們也帶台灣囝仔在8月13日到醫院做篩檢,也看得出來他們已經迫不及待想趕快回到日本繼續求學,篩檢完後就直接直奔球場練球。
3年級的台灣囝仔雖然已經沒有比賽,但接下來的時間還是正常上課及練球,趁著最後半年的時間好好加強日語,已經定下心要往日本大學升學的台灣囝仔將開始準備大學考試,而決定要回台灣的台灣囝仔更是要把握最後的時間好好增進自己。而2年級的台灣囝仔,則要準備最後一年的比賽。特別是九月底開始將為秋季大賽,能不能有機會表現將決定在於這段時間在台灣是否有好好地加強自己,以及回到學校後的表現。
在這邊非常感謝各位教練願意提供機會讓台灣囝仔們在這段時間都能繼續跟著球隊一起練習。希望台灣囝仔未來能用表現來回饋給各位教練。絕對還能再更好、再一起加油吧台灣囝仔。
重返日本 2020.08.14
前幾天興讓館高校進行了岡山縣夏季大會的二回戰,是對上的是上西大寺高校。前六局興譲館高校以3対1領先,但在七局教練團更換投手之後風雲變色,換了四位投手也沒能止血成功被攻下3分,終場也就以3対4敗下陣來,結束了三年級的最後一個比賽。
賽後三年級隊長走到景煜身旁對他說対「接下來就交給你了」這句話也讓景煜頓時紅了眼眶,當場流下男兒淚。景煜在回程的巴士上也忍不住情緒跟我們表示:「真的很不甘心」除了一直都很照顧我們的三年級學長的最後一個比賽竟然這樣收尾外,另一點則是看到同為二年級的同學與學弟們既然在比賽輸了之後還在嬉皮笑臉,一點都不為今天的敗戰感到羞恥。我一定不會忘記今天的失敗,接下來不管是用行動或是成績,甚至是用語言也要想辦法帶領大家打進甲子園、因為這才是對來日本之後就一直對我們很好的學長的最好的報答方式。」
同樣一場比賽,同樣是輸球,對於每位球員所帶來的價値為什麼會這麼不一樣?我們認為最大的差別在於是否有「反省」。同樣一場比賽有些球員會跟我們反省非常多的事情,而有些球員卻只會永遠在抱怨。今天這場比賽對於台灣囝仔來講,如果有這種反省力及不想安於現狀的熱忱的話,這場比賽對於台灣囝仔來講絕對是贏家。秋季大賽也在不久後要開打了,希望在這個暑假能好好的準備。
不管比賽輸贏只要有反省大家都是贏家 2020.08.07