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高知中央高校女子野球部



世界の女子野球ランキングで台湾の女子野球は3位に輝いています。2018年のワールドカップでは準優勝をしています。その影響か、近年では台湾の少年野球の試合でも女子が活躍している姿をよく見かけます。
ㄅ日本では小学校、中学校と野球を行う女子の数は少なくないです。しかし、野球よりソフトボールの社会人チームが盛んということもあり、進路のために高校で野球からソフトボールに転向するケースが多く見受けらます。しかし、2009年に日本の女子野球プロリーグが創設。これを受け、野球を続けたい選手のために日本の高校は続々と女子野球部の創部をしています。
高知中央高校も、その一つです。女子野球部は2019年に創部され、初年度は、11名の選手が入部し、今年度はさらに多い13名の選手が加わりました。人口数が少ない四国地方でこれほどの人数が集められるのは、監督の西内さんが日本全国に飛び回って説明会をしたからです。西内監督は、高知中央の監督になる前に高知県の地方高校で女子野球部の監督を勤め、多数の女子プロ野球選手を育てた名監督です。先日、西内監督率いる高知中央女子野球部は、6名の台湾人女子野球選手が在籍している女子プロ野球チーム、兵庫ディオーネと対戦。結果は1対1と、プロ選手相手にも引けを取らない活躍でした。
今年の高知中央高校の女子野球部には、2名の台湾選手が入部することが決まりました。しかし、コロナウイルスの影響を受け、現在は台湾で待機しながら、日本語と野球技術を磨いています。西内監督からも「今のうちに日本語を学び、日本に来て練習を重ねれば、きっと成長できる。また、いずれは台湾代表のユニフォームに着られるようこれからの活躍を期待しています」と2名の選手に励みの言葉をかけていただきました。
女子野球のキャリアは男子野球ほど選択肢が広くないのが現実です。これから日本の高校に留学する2名の選手は野球の技術以外に、将来の武器となる日本語を身につき、将来の後輩たちに模倣とされるような人材になるよう、これから一緒に頑張っていきましょう。

高知中央高校女子野球部 2020.06.25




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最後の夏の目標は一つ



高知中央高校は三月の末から、感染防止対策をしながら練習を始めていました。そして五月の下旬からいよいよ授業も始まりましたが、多くの台湾の生徒は一時帰国しており、外国人の入国が規制されていました。今、彼らは日本に戻れず、母校に戻って練習をしながら待機しています。
高知県は、県大会を開催することを決定しました。6月27日が抽選日で、7月18日より大会が開催されます。今年は、春の大会や高知県体育大会が中止されてしまいましたが、去年の秋の大会で優勝しました高知中央高校は、早々から夏に向けた目標が決められました。それは、もう一度明徳義塾高校を倒し、高知県を制覇することです。3月末に日本に戻ってきた曾くんは、夏に向けて着実に準備しています。最近では木製バットを使った練習が多くなっています。紅白戦で6打数5安打、そのうち4本が長打となる大活躍を見せていました。
夏の大会は、彼らにとって高校野球の最後の大会となります。今台湾にいる台湾生徒も含め、日本に戻りましたらすぐにチームの競争に加えるように、取り組んでもらいたいです。そして、最後の大会で、高知県でもう一回制覇できるように活躍見せてほしいです。

最後の夏の目標は一つ 2020.06.19




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遊学館高校選手近況報告



台湾選手が在籍している遊学館高校は、6月1日から学校が再開しました。野球部も全員揃って久々の全体練習を行いました。学校が再開するまでの間は、台湾の生徒たちは午前中は学校で日本語の勉強を行い、午後からは室内練習場でトレーニングを行いました。
選手たちの状況を把握するため、練習再開の1週目の週末に紅白戦を行いました。3名の台湾生徒も出場の機会を得ました。陳くんは、自粛期間に日本の投手に対応するために打撃を見直ししました。その努力した結果、今回の紅白戦で7打数3安打の好成績を残しました。江くんは、パワーアップのため、ウエートトレーニングを重ねた結果は、ツーベースヒットを含めて7打数4安打の活躍。2人の守備もノーエラで安定感を見せました。投手の高くんは、3回投げて2失点でしたが、本人は明確な課題が見えたので、良い勉強となったようです。
全体練習が始まった以降、選手たちは毎日野球ノートを提出します。書く分量と内容も厳しくチェックしていただけます。3名の台湾生徒の野球ノートについて、監督は「日本語能力が著しく成長しているし、内容も日本人選手よりもしっかりしている」と褒めてくださいました。また野球についても、より良い結果を見せられるように更に頑張ろうと3名の選手にアドバイスをされました。
石川県は7月11日に夏の甲子園の代替試合が開催することが決定しました。3名の台湾選手がこの大会で活躍することを楽しみしています。

遊学館高校選手近況報告 2020.06.12




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岡山興譲館高校の練習試合報告



岡山興譲館高校では6月1日から授業と練習が再開されました。休業期間中は毎日野球ノートを書き、自主練習を行っていました。台湾の選手は学校に残り、午前中では日本語の学習、午後ではウエイトトレーニングや、技術練習などを行いました。
そして2ヶ月ぶりの練習試合でしたが、相手は2018年の春の選抜に出場した岡山の山陽高校です。黃くんは一番センターとして出場し、5打数2安打の活躍。陳くんは2試合とも代打で出場し、3打数0安打でしたが、しっかりとボールを捉えており、内容は良かったそうです。また休業期間中はウエイトトレーニンで筋力アップをし、より力強いスイングができたとのことです。今回は甘い球を見逃せてしまっていたことで、きちんと球を絞って打つことが課題としていました。
岡山県では、7月18日より、中止になった甲子園の代替大会が開催されます。その次は早速春の選抜大会にかけた秋の大会が開催されます。引き続き活躍できるように取り組んでいただきたいと思います。

岡山興譲館高校の練習試合報告 2020.06.05




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緊急事態宣言の日々



先日、日本の緊急事態宣言は各地方から徐々に解除されました。台湾の生徒たちがいる高知県、岡山県、石川県、群馬県の高校も分散登校などの方針で日常生活を取り戻すようにしています。
毎日寮で野球の自習練習と日本語の学習を励んでいる遊学館の台湾の生徒たちは、緊急事態の緩和で休み時間を利用して、スーパーでステーキと火鍋の具材を買い、自分たちで夕食を作りました。
今年の夏の甲子園大会は中止となりましたが、9月以後に代替試合ができないかについて高校野球連盟が検討しているようです。いつでも試合が行けるように、しっかり準備して参りましょう。

緊急事態宣言の日々 2020.05.29

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