また一人台湾からの留学生が日本の高校に合格しました。去年11月から来日し日本語を学びながら、入学試験の準備をしていました。この二ヶ月間、彼は親元から離れ1人で勉強を続けてきましたが、生活に困ることないかと聞くと、彼はいつも大丈夫と返答しています。彼と初めて会ったのは去年の四月、当時は日本で学ぶ上で日本語能力は一番大事と伝え、一生懸命台湾で日本語を勉強しました。今回合格できるのは彼自身の努力ですが、合格することはゴールではなく、プロセスの一部です。これからも日本に来たときの初心を忘れず積極的に取り組んでもらいたいと思います。日本に留学したい選手たちは、先輩と同様に野球と勉強を頑張ってください。
私たちはこれからも、日本で学びたい選手を支援してゆきます。一緒に頑張りましょう。
合格おめでとうございます 2019.01.25
私たちは月に一度、選手の状況や困っていること、そして保護者の伝言などをレポートにし、提携先の高校の理事長・校長・野球部の監督等に共有しています。これによりコミュニケーションをスムーズにして、双方により良い留学になるように心がけています。今回のレポートでは、一時帰省の際、半年間で大きく成長した選手の姿をみた保護者の心境をまとめましたが、大変心を動かされるものでした。また自分の夢や目標に向かって一所懸命取り組む姿も本当に感銘するものでした。
その留学生たちも1月4日に日本に戻り、日本での新しい年が始まりました。彼らは日本から帰省して、一週間も経たずにまだ日本で1年間頑張ります。この辛さは、私たちでももう一度味わいたくないと強く思うものです。時々台湾に帰る私たちですら寂しく感じるのに、彼たちはまだ15歳です。「台湾に帰りたくない?」とわざと選手に聞くと、強がりの選手は「帰りたくない」と言いますが、素直に帰りたいと言う選手もいました。
彼らは台湾の他の選手と違う道に歩み出しました。そしてこの機会は誰もが得られるものではなく極めて珍しい機会です。一つのことをやり尽くすためには努力は欠かせなくまた難しいものです。一方で、罪悪感を無くすために多くの言い訳を自分にして諦めることは比較的簡単です。
日本に野球留学することは簡単なことではありませんが、直面する困難や壁を乗り越えれば、その力は将来の強い武器となります。戦っているのはあなた1人ではありません。台湾で応援している家族や指導者たちもあなたの成長を期待しています。台湾からの留学生はこれからもまだまだ成長していきますので、どうぞ応援をよろしくお願い致します。
頑張れ台湾留学生たち 2019.01.18
今年度留学した一年生たちは半年ぶり、二年生の先輩は一年ぶりに帰省しました。この間、夢や目標を達成するために言葉や文化が違う外国で一生懸命取り組みました。本当にお疲れさまでした。今回の帰省は移動日二日間を含む八日間で、新年の為に台湾でしっかり休息をとりましょう。そして、小学校や中学校の指導者や家族の支援が合って実現できた留学でしょうから、応援してくださっている方々に進捗の共有をしてまた日本で学んだことを後輩に伝えるという仕事もありますね。学んだことを次世代に提供し学びのサポートをして貢献することは私たちACEも大切にしていることです。短い休みですが、充実した日々になることと思います。
お帰りなさい 2019.01.04
12月22日?12月26日に台北市で行われた台北青少年野球選抜トーナメント大会は、台湾21チーム、日本8チーム、香港2チームの計32チームが参加しました。この大会は技術だけではなく、外国の野球チームとの交流を通してお互いの野球や文化を学ぶ機会を提供しています。この大会は国内外からの注目度も高く、かつて日本に留学した先輩はこの大会で活躍をし、日本の高校からスカウトされたこともありました。参加された選手の皆さんは海外のチームとの交流から新たな刺激を受けてさらに成長の糧になって欲しいです。そして選手のみなさんには毎回の出場機会を大切にし、今後の活躍を楽しみしています。
台北青少年野球選抜トーナメント大会 2018.12.28