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Lai




12月16日(日)追夢工程第二階段選考会



今年から始まった「追夢工程計画」は「ACE Program 台日野球留学支援」と「接棒未來」との共同プロッジェックトで、留学に行きたい選手に留学の機会を提供します。 今回の選考会は多くの選手・指導者・保護者の方々に協力をしていただきました。そしてプロ野球で活躍をされている林威助さん・_念庭さん・廖任磊さんの3名の留学経験をおもちの先輩にも参加をしていただきました。今回の選考会は選手に留学の機会を提供するだけでなく、選考と同時に教育の場所でもありました。プロの選手から直接指導をしていただき、また考え方を教えていただきました。野球は人生唯一の選択肢ではない。これはお三方とも強調されていました。「当時私も勇気を持って日本に留学すればよかった」という声は他のサポートをしてくださった方々からも聞こえました。しかし日本に行けば必ず良いことだけとは限りません。日本に来てから留学の試練が始まります。この留学において一番大事なことは留学の目的です。
競争および交流を通じて、スポーツの楽しさ・厳しさを実感していただいて、将来のために今、やるべきことを考えていただきました。林さんは技術も大事ですが、態度や取り組み姿勢は日本に留学する上で欠かせないものと言っていました。まさに、準備ができている人にチャンスが訪れる、ということかと思います。選手のみなさんには自分の夢や目標に向かって頑張って欲しいと願っています。またこの交流から、将来のことを考えていただくきっかけになれればと思います。そして、今回の選考会にご協力してくださいました光明中学校の選手を始め関係者のみなまさ、ありがとうございました。

12月16日(日)追夢工程第二階段選考会 2018.12.21




Chao




新人戦の収穫



新人戦の第二試合は王くんが2安打2打点、そして曾くんと胡くんは1安打で活躍しました。試合結果は逆転負けしましたが、投手の林くんと陽くん選手はそれぞれの登板で良いピッチングをしました。試合後、彼らとの会話からはとても強い悔しさを感じました。彼らはまだまだ言葉が思うように通じない中、試合に出られない日々を過ごして来ました。やっと今回の新人戦でチャンスが回って来ましたが、自身が思うほど活躍できませんでした。しかし、今回の経験は彼らにとって非常に貴重で、自分の課題を冷静に分析し、今後はどのように改善し成長していくのを考える良い機会となります。今回のメンバー表は見て感動するものでしたが、感謝の気持ちを忘れずに目標を大きく設定し、これからも一歩一歩と成長して行きましょう。

新人戦の収穫 2018.12.14




Chao




新人戦



11月末に高知県高校野球学校対抗戦が行われました。今年度来日した選手もメンバーとして選ばれ、試合に出場しました。第一試合目は3対7で明徳義塾高校に敗れましたが、胡くんは来日して第一号本塁打を放ちました。この本塁打も今大会の第一号でもあります。曾くんも第一打席で左中間のツーベースヒットを放ち、林くんと陽くんは2人で試合を投げ抜きました。王くんもファーストとして出場しチームに貢献しました。
日本に来てから初めての公式戦でしたので、選手からは非常に緊張したと言っていましたが、選手たちは非常に興奮していましたし、試合を楽しんでいた様子が見られました。試合後のミーティングでは今試合の課題や改善点を分析し次の試合につなげようとしています。
そして試合日は金曜日でしたが日本は祝日です。勉強こそ学生の本分ですので、選手たちの勉学に影響を与えないように、日本の試合は基本的に休日に行われます。

新人戦 2018.12.07




Lai




準備ができている人にチャンスが訪れる



先日、一名の台湾の中学生選手を日本の日本語学校に入学する手続きを行いました。来年の高校の入学試験に備えて、この三ヶ月間はここで日本語を勉強します。来月の入学試験が合格できるように取り組んでいただきたいと思っています。
この選手は中学校二年生の時から日本の高校で第二言語として日本語を勉強することを決意していました。そして勉強だけではなく、台湾で取り組んでいた野球も続けてゆきます。野球を通じて、一層日本の文化や精神を深く学ぶことができ、文武両道を目指して取り組んでいます。一緒に来日したご両親は日本の環境を観て、非常に安心できるとおっしゃっていただきました。
今後も引き続き目標や取り組む意欲のある次世代の選手により良いキャリアが歩めるようにサポートしていきます。

準備ができている人にチャンスが訪れる 2018.11.30




Lai




留学支援の必要性



みなさんは留学に憧れや夢といったイメージをもっているでしょうか?一方で慣れた国から離れ、慣れない言葉や文化に触れ、不安の気持もたくさんではないでしょうか。私は「留学の挑戦は国に出てから始まる」という先輩からよく言われた言葉の意味が現地に来てやっと分かりました。
今年の6月、九州のバスケットボールの強豪校高校の九州大会準決勝のことでした。留学生選手は審判員の判決を不満に思い、審判員を殴ってしまいました。その後チームは没収試合になり監督も解任されることになりました。学校側はこの生徒とのコミュニケーションを取れず、ホームシックで何ヶ月も前から国に帰りたいことが後からわかりました。
人格形成における大事な青少年期に、外国の異なる環境で教育を受けるため、ストレスや壁にぶつかることもあります。こういった時に、留学生をサポートしたり教育・指導する人がいなければ、生徒や学校にとって留学する本来の目的が失われることにもなります。
私自身の経験では、大学に進学する時に日本の大学に関して詳しい方がいなくて、先輩からの限られた情報を得ていました。また選手が怪我した時に指導者に言えない、または言葉が分からないなどの理由で怪我をしても我慢したままにすることもありました。こういった自身の経験も含め留学支援を行なっていますが、改善する余地もまだまだたくさんあると感じています。改善を重ね、選手・保護者・学校の三方が安心できる教育環境の実現に貢献すべく事業を進めてゆきます。

留学支援の必要性 2018.11.23

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