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ソーセージとパイナップルも試できます

西武ライオンズで台湾農産品デーの実施

2023年9月16日、台湾との縁のある埼玉西武ライオンズと千葉ロッテの試合にて、「台湾農産品デー」を実施します。
台湾農産品デーは、西武ライオンズのホームページにも掲載しているように、今年になってから初めて日本への輸入が可能となった台湾人の食卓には欠かせない豚肉製品であるソーセージや肉団子、または冷凍パイナップルやアテモヤの試食会を実施。7回終了後に、抽選で入場者への台湾カラスミの贈呈などのイベントがあります。今回のキャッチフレーズは「食はやっぱり、台湾!」。海外へ輸出しづらくなっている台湾農産品を、日本のみなさんに気に入ってもらえたらと思います。
当日は、西武ライオンズに在籍している台湾の吳念庭選手のCMも放送しますので、ぜひみなさんのご来場をお待ちしております。


白熱した支配が始まります

登峰造極U18国際バスケットボール招待大会

 「2023年登峰造極」青年バスケット大会は、台湾一重要な全国選手権の、一つ手前の大会です。例年は台湾のトップチームのみの参加です。しかし今年は、バスケットボールを通して台湾と日本の交流を更に深めたいという想いから、台湾全国選手権トップ7位のチームと日本から男女各1チームを招待し、計8チームの大会となりました。男子の部に、11年連続埼玉県予選優勝の王者「正智深谷高校」を、女子の部には、2020年のウインターカップ全日本3位に輝いた高知県の王者「高知中央高校」を、台湾に招きました。
 ACE Programの理念は、「より多くのアスリートにより良い人生を歩めるように支援する」ことです。なぜ最初は留学支援から始めたかというと、人は自分の「経験」と「知識」の中でしか物事を判断できないため、アスリートがより良いキャリアを歩むためには、どれだけ「経験」と「知識」を増やせるかが最も重要だと考えたからです。しかし、誰でも留学できるわけではなく、留学の他に今回のような海外遠征や交流の機会を増やすことができれば、より多くのアスリートの経験と知識が増えるのではないかと思っています。 コロナウィルス流行前には、何度も台湾の野球チームや政府関係者を日本に連れて行き、知識や技術の交流活動を行いました。そしてコロナが収束しつつある今年の夏は、野球以外にも、台湾のサッカーチームとJリーグのアカデミーの交流試合など、企画を再開しています。
 今大会は、試合の他に、台湾の子ども達にも日本のチームと交流できるように、U15の代表選手を多数有する台湾の中学校女子バスケ王者「台北市民族中学校」と交流試合や、「台北市南湖小学校」・「台北市南港小学校」とのバスケ教室も企画させていただきました。
 バスケ教室では、日本の元プロバスケ選手で、アメリカの大学で4年間バスケを経験された翁長明弘さんに指導をしていただきました。指導後は、台湾の子どもたちからサインやツーショット撮影を求められるほどの人気でした。 また、ある小学校のバスケ指導者は翁長さんが経営や指導をされている@アカデミーのインスタグラムのアカウントを以前からフォローし、日本のバスケ技術を勉強していたとも話していました。
 指導後は、台湾の中学生や小学生が、高知中央高校女子バスケ部のお姉さんたちと、抱き合ったり、一緒に写真を撮ったりしている姿が何よりも素敵でした。こういった経験は、大切ですが、なかなか出来ず、子どもだけでなく、大人も一生の思い出になるのではないでしょうか。実際に、指導に参加した小学生は、翌日お父さんを連れてコートまで応援しに来ていました。 台湾と日本のどちらの選手たちも、現在は「プロ」だけを目指して日々を取り組んでいますが、いざ無理かもしれないとなった時に、「台湾や日本に行ってみようかな?」となるきっかけにもなると思います。
 台湾の空港でお見送りする時も、皆さんから「日本に帰りたくない!」「大学は台湾に来ようかな!」「来年も呼んでください!」と言っていただきました。 このことは、やはりこういった交流イベントがとても重要であると共に、ACE Programがこの事業をやってよかったと思える瞬間です。
 正智深谷高校と高知中央高校の皆さん、ぜひ今年のウインターカップを決め、沢山活躍をし、各県民だけでなく、台湾の皆さんの想いも背負って、頑張ってください!また来年会いましょう!

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皆様のご参加を心よりお待ちしております

第8回台日野球留学支援 選手募集

 ACE Programは八年目に突入します!台湾の小・中学校の指導者や、保護者、選手、日本の高校関係者、支援していただいている企業のおかげで、この7年間で、男子・女子野球選手、計41名を日本の高校への留学を支援してきました。高校卒業後は、引き続き日本の大学に進学している者もいれば、台湾に戻り、プロ野球選手になった者もいます。また2023年には、七年目で初めて甲子園にレギュラーとして出場できた選手も現れました。
 今までは、台湾から日本の高校への留学ルートや、高校卒業後の進路が限られていましたが、この7年間台湾選手が日本での活躍により、その選択肢が広がりました。留学先の高校は甲子園常連校もありますが、留学の目的は単に甲子園へ出場するものではないです。違う文化、違う言語の環境で、勉学することで、自分自身の視野を広げ、野球選手以外のアイデンティティを作り上げることが、最も重要な目的です。
 日本での留学は、楽なものではなく、非常に厳しい世界です。しかし、こういった環境に身を置くことで、プロ野球選手目指しつつも、日本の文化や日本語を学び、将来のキャリアがより広げることができます。野球はいつまでも続けられないですが、野球を通して何を学べるのかが大切です。そして、将来は日本で学んだことをいかし、選手としても良でしょうし、指導者としても良でしょうし、レポーターとしても良いですが、さまざま分野で台湾がよりよくなるために貢献できるような人材になってもらいたいです。
 八年目の募集を開始しましたので、ぜひこういった志を持っている選手の申込みをお待ちしております。

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